海外実務訓練履修報告
タイへB4海外実務訓練に行った関口さんからの報告です
実務訓練機関 Musashi Auto Parts Co., Ltd. / 武蔵精密工業株式会社 @ Pathum Thani / Thailand
1.海外で実務訓練を行った理由
  海外実務訓練に参加した理由は、異なる文化や価値観の中で技術や業務の運用を体験し、   視野を広げるとともに、多角的に物事を捉える力を養うためです。   また、異文化を持つ人々との協働を通して問題解決能力を高めるとともに、   海外という環境で自身や日本を客観的に見つめ直し、日本の技術や働き方の強み,   課題への理解を深めたいと考え、参加しました。
2.実務訓練先機関の紹介・実習内容
  Musashi Auto Parts Co., Ltd.は、パワートレイン部品を一貫して生産し、   BMW1200のバイク用エンジンモーターを高品質に製造しています。   大学で学んだ材料や加工に関する知識が、実際の生産現場でどのように活用されているのかを学び、   海外の技術者と協働しながら国際的なものづくりを経験できる理想の環境でした。   実習では顧客要求に応じた熱処理プロセスの確立や、データ分析を用いた最適化の提案に携わりました。   浸炭焼入れの理論を理解していても、現場では生産性やコスト、   設備制約が優先され、理論通りに進まない場面が多く見られ,理論知識と現場実務の乖離を実感しました。   この経験から、製造技術を理解するには技術知識だけでなく、現場制約を踏まえた思考力が不可欠であると学びました。   また、現地のエンジニアとの活発なディスカッションを通じて、英語での議論力を実践的に養う貴重な機会にもなりました。
   
3.現地での生活
  タイには日本人になじみ深いセブンイレブンが数多くあり、日常生活では大いに活用していました。   物価も比較的安く、品ぞろえも豊富であったため、生活面で不便を感じることはほとんどありませんでした。   日常生活では、基本的に英語が通じないため、翻訳アプリを使用したり、簡単なタイ語を学んだりして対応しました。   また、アパートスタッフの方々や会社の方々をはじめ、タイの人々は親しみやすく、   平日は仕事をし、休日は買い物や観光を一緒にするなど、温かい人たちに囲まれて、充実した生活を送ることができました。
   
4.海外実務訓練を考えている学生へ
  私自身、英語が得意ではなく、初めての海外渡航ということもあり、多くの不安を抱えていましたが、   実際に参加してみて本当に貴重な経験ができたと感じています。実際に現地で実務訓練に参加することで、   多くの新しい経験と学びを得ることができました。英語での会話やディスカッション、メールでのやり取りにも徐々に慣れ、   英語で意思を伝えることへの抵抗感も小さくなったと感じています。また、現地のエンジニアの方々との交流を通して、   研究だけでは得られない実務の考え方や技術者としての姿勢に触れることができ、自分の将来について改めて考える良い機会にもなりました。   海外での実務訓練には不安も伴いますが、それ以上に得られる学びや成長は大きく、視野を広げる貴重な経験になると思います。   迷っている方も、ぜひ一歩踏み出して挑戦してみてください。
   

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