ドイツへインターンシップに行った兵頭くんからの報告です |
1.海外で実務訓練を行った理由
もともと留学等に興味があり、大学に入学したときから、実務訓練は海外で行おうと考えていました。
先生に相談したところ、研究室のOBの方がドイツで働いていたということもあり、スムーズに受け入れが決定しました。
また、PVDコーティングに興味を持てたことも決め手となりました。海外の大学という選択肢もありましたが、
実務訓練ですので企業で行いたいと思っていました。
2.実務訓練先機関の紹介・実習内容
実務訓練先機関であるKCS Europe様は、神戸製鋼所様のヨーロッパグループ会社です。
主にPVD(Physical Vapor Deposition)コーティングを行っています。
私はコーティング装置の組み立てと操作を体験しました。
また、アーヘン工科大学にも2週間程通いました。
大学では、実務訓練を開始するにあたって必要なコーティングに関する基礎を学びました。
研究室の見学と研究員や学生の方が行う実験に参加させていただきました。
3.現地での生活
・移動
滞在先は会社から1.5kmほど離れたところにあるホテルでした。
ホテルのあるモンシャウからアーヘン工科大学まではバスで1時間と少しかかり、
大雪でバスが走っておらず大学に行くことができなかった日もありました。
ホテルから会社までは歩くことが多かったですが、車でピックアップしていただくこともありました。
・言葉
会社では10数人の方が働いていましたが、英語を使ってコミュニケーションを取ることが難しい方もいました。
近くのショップやレストランでも英語が通じないところもありました。
・食事
大学では毎日食堂で昼食(1食2.6ユーロ)をとりました。
会社にいるときは、近くにあるパン屋、ファーストフード店などに行きました。
夜にはよくスーパーに行き、ときどきホテルで料理をしていました。
・休日
滞在中はパリ、アーヘン、ケルン、デュッセルドルフを訪れました。
現地でできた友達と出かけることが多かったです。
会社の方にアーヘンを案内していただいたり、サッカー観戦にも連れて行ってもらったり、ドイツならではの経験ができました。
5.海外実務訓練を考えている学生へのアドバイス
安全面に関して不安に思う方がいるかもしれませんが、ドイツは治安が良く、危険だと思う場面もありませんでした。
言葉について、生活面ではたとえ単語とジェスチャーだけでもなんとかなるので、心配することはないと思います。
ただ、大学、会社内での会話では専門用語が多くなります。
自分の専攻、研究については、英語で説明ができるようにしておく必要があると思います。
●indexページへ戻る
●TOPページへ戻る
|