機械工学課程 小栗 慶也
実務訓練機関 Panasonic Automotive Systems Malaysia Sdn. Bhd
海外で実務訓練を行った理由
私は将来海外でも活躍できるグローバルなエンジニアになりたいと考えていました。今回の実務訓練では2か月間という長期間で日本では学ぶことのできない海外と日本の文化や価値観の違いについて学び,英語でのコミュニケーション能力を向上させるために海外で実訓練を行いました。
実務訓練先機関の紹介・実習
Panasonic
Automotive Systems Malaysia Sdn。Bhd。 (PASMY)はPanasonic Automotive Systemsの子会社であり,カーナビの製造を行っています。私は,Manufacturing Engineering (ME) に所属しました。MEの主な仕事はラインの保持と改善です。実務訓練内容は,工場見学,業務見学,簡単な業務体験でした。PASMYはマレーシア本土側にありますが,私はペナン島にあるRECSAMからGrabにて通勤しました。橋を渡って通勤する必要があるため,朝は30分ほどGrabに乗車できないことがあり,早めに出発していました。約2か月間の通勤費は,橋の通行料金も払う必要があるため,2人で割り勘しても25000円とそれなりにしました。そのため,PASMYへ行きたい方は治安の問題もありますが本島側の宿泊施設も宿泊地の候補に入れて考えたほうが良いと思います。
現地での生活
PASMYでは朝ごはんと昼ごはんは社員食堂で安く食べることができました。夕飯もローカルな場所ではかなり安いです。ペナン島の観光については,ジョージタウン付近はLINKBIKEというスマホで簡単に出来るレンタルサイクルを使うと便利でした。ペナンヒルには,ロープウェイがありますが歩いて行くのもいい運動といい景色が見られてよかったです。チャイニーズニューイヤーとタイプーサムの連休には遠出してペナン以外へ観光に行きました。
海外実務訓練を考えている学生へ
ペナンへ行くなら事前にいろいろと調べて行くべきです。例えば,日用品などは現地で安く調達できるので無理に持っていく必要はないです。詳しい情報は先輩に聞いてから行くと有意義に生活することができると思います。英語力に関して,私はTOEIC400点ほどしかありませんでしたが,英語学習アドバイザーなどを活用し,事前学習に取り組みました。その結果,現地では問題なく過ごすことが出来ました。英語力が不安で迷っている方は,海外実務訓練へ行ったほうが良い経験になると思います。