委員会概要−タイトル
趣旨・目的

 日本の加工技術は世界に冠たるものであり,ものづくり産業を根幹から支えてきた貴重な知的財産である. しかし,このような分野では,中国・東南アジア諸国等の台頭が著しく,資源の少ない我が国のものづくり 産業が21世紀以降もその国際的優位性を保ち続けるには,ほかの追随を許さない先進的かつユニークな ものづくり技術へと方向転換する必要がある.

 本委員会は,シンプルで汎用性の高い加工プロセスを用いて,ナノ・メゾレベルで金属,セラミックス,高分子 材料の構造・配列を調整することにより、新たな材料機能を発現させることを目指す.加工プロセスにおける 材料の組成流動をアトミスティックな視点から捉えな直し,その知見をミクロなレベルでの材料構造・配列の 制御に利用し,新機能の発現に結びつける.さらに,そのために必要な塑性流動現象をナノスケールで可視化 ・計測する技術や,階層的かつマルチスケールな計算機シミュレーション技術を開発し,「ものづくり」に役立てる.


研究テーマ

(1)汎用加工プロセスのナノ・メゾスケールでの解明

加工プロセス中の材料の状態をナノ・メゾスケールかつリアルタイムで調査するための先端計測技術・可視化技術の開発.

(2)汎用加工プロセスのマルチスケールなシミュレーション手法の開発

ナノ・メゾレベルでの現象をマクロレベルでの現象に結びつけるための階層的シミュレーション手法の開発

(3)汎用加工プロセスによる新機能材料の創出と機能発現機構の開発

(1),(2)の成果に基づいた汎用加工プロセスによる新機能材料の創製技術の開発と,その新機能発現機構の解明


研究グループ

本委員会では,6つのサブグループ「加工プロセス」,「3次元可視化」,「シミュレーション」,「医療材料」,「セラミックス材料」,「高分子材料」の連携により,上記研究テーマの達成を図る.


組織構成他

委員長:森永 正彦 (名古屋大学 大学院工学研究科 教授)

設置年月:平成16年10月〜

構成委員:学界54名 産業界26名 委員総数80名



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