セラミックス材料−タイトル
概要

 ナノテクノロジーの進歩により、新機能、高機能をもつ材料が創出されている。ただし、実用に供するにはいくつかの材料を複合して使いやすくデバイス化する必要がある。ほとんどの場合、要求される機能は複数であり、単一素材では達成されないことが実状である。金属材料の高強度性・信頼性・加工性、セラミックス材料の耐熱性・環境調和性、ポリマー材料の柔軟性・成形性・機能性など、単一材料では難しい点を互いに補完する複合化が必要である。たとえば、金属材料とポリマー材料の複合化にはその界面接合を仲介するセラミックス層が重要な役割を果たす。そのための金属−セラミックス界面、ポリマー−セラミックス界面(固−固界面)の科学の普遍化が必要である。また、複合化したセラミックスの機能を利用する場合には、固−液・固−気 界面の最適制御が不可欠である。セラミックスグループでは、この複合化こそがセラミックスを利用した加工であり、それにより機能を発現させる有効手段と捉え、その普遍性を構築する科学と技術をテーマに活動する。

 実用融合材料に結実すべく

  1. 「金属−ポリマーの接合や金属−セラミックス−ポリマーハイブリッドの創製、衝撃吸収・超塑性・電導性・環境化学機能などの発現をめざしたヘテロ界面プロセシング」
  2. 「これらの原子レベルからの微構造解析」
  3. 「シミュレーションも含めた特性解析・評価」
の3つのアプローチで、その普遍的な科学と技術の創出をはかる場とする。


他分野(サブグループ)との連携に期待すること

 ヘテロ界面制御の科学と接合技術の開発によって期待される構造部材は様々なものが考えられる。金属の耐環境性改善を目的としたセラミックスやポリマーの接合、人工骨などの生体材料、高電導性を有するポリマー、種々の環境浄化機能材料など、接合体を作製した方が遙かに低コストで使いやすい材料となるものがある。医療関連材料グループ、ポリマー関連グループ、シミュレーショングループなど他の全てのグループと密に連携してニーズ・シーズの発掘と科学創成・技術開発の方向性を共有し、議論したい。



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